１．学会誌の内容

1.1. 本学会誌には、国際的に重要と認められる服飾に関する論文および資料等を掲載する。

1.2. 本学会誌には以下の欄を設ける。

・　論文：服飾に関する学術、技術あるいは芸術の進歩向上に寄与する独創的な研究をまとめたもので、学術的な討議・検討が十分に尽くされたもの。他の学会誌・紀要等に掲載されていないものに限る。（投稿原稿）

・　研究ノート：論文として十分な結論を得るには至らないが、新しい事実や価値あるデータ等をいう。他の学会誌・紀要等に掲載されていないものに限る。（投稿原稿）

・　資料：主に服飾に関する文献、図像資料についての調査結果の報告で、研究資料として役立つものをいう。（投稿原稿）

・　調査報告：主に服飾に関する現物資料、現地調査についての結果の報告で、研究資料として役立つものをいう。（投稿原稿）

・　実践研究：服飾研究を基として行った地域貢献活動や教育活動、制作に関する実践活動の報告で、服飾研究の発展に役立つものをいう。（投稿原稿）

・　巻頭言（依頼原稿）

・　講演：本学会大会、研究会、国際服飾学術会議等で行われた講演内容を原稿にしたもの。（依頼原稿）

・　シンポジウム：本学会大会、研究会、国際服飾学術会議等で行われたシンポジウムの内容を原稿にしたもの。

・　解説：服飾に関する特別のテーマについてわかりやすく解説したもの、または内外の研究動向および資料の紹介等。（依頼あるいは投稿原稿）

・　報告：総会、大会、研究会、国際服飾学術会議、研修旅行・学術交流会等

・　その他編集委員会による企画欄（依頼原稿）

２．著作権

　本学会誌に掲載された論文等の著作権および版権は、国際服飾学会に帰属する。したがって本学会が必要とする場合は転載することができる。また外部からの利用申請があったときは本学会において検討の上、許可することがある。ただし、著者自身が利用する場合には制約を受けない。

３．使用言語

　論文等の使用言語は二ヶ国語とし、原則として著者の第一言語および英語（英語が第一言語の場合は日本語）とする。

４．投稿の手続き

4.1. 論文等の投稿は本学会の正会員・学生会員・海外正会員・海外学生会員に限る。

4.2. 投稿原稿は、執筆要領に従って作成したものでなければならない。

4.3. 投稿者は、投稿の申し込みとして400字程度の要旨を電子データで編集委員会に提出し、次いで編集委員会が指示する提出期限までに4.4に示したもの一式を投稿する。提出先はいずれも学会ホームページ掲載の編集委員会専用メールアドレスとする。紙媒体での提出を希望する場合は編集委員会宛として事務局に送付する。

4.4. 投稿原稿（図・表・写真を含む）は、投稿カードとともに、メール添付にて送信する。紙媒体での提出の場合、論文、研究ノート、資料、調査報告、実践研究は3部、その他は１部提出する。ただし3部のうち2部はコピーでよい。投稿原稿(図・表・写真を含む）には、査読における匿名性を確保するため投稿者名を記さない。

4.5. 原稿は刷り上りで、論文、研究ノートは第一言語6～12ページ、第二言語4～10ページとし、第二言語は原則として全訳とする。資料、調査報告は第一言語4～12ページ、第二言語は全訳または1～2ページ程度の抄訳、実践研究は第一言語3～6ページ、第２言語は全訳または1ページ程度の抄訳とする。図・表および写真は、第一言語のページ数の中に含むものとする。

4.6. 投稿原稿の受付年月日は、原稿が編集委員会に到着した日とする。査読者によって返却された場合には、再投稿された日をもって受付年月日とする。

５．原稿の審査

5.1. 投稿原稿の採否は査読を経て編集委員会が決定する。

5.2. 投稿規程に著しく外れていると認められた原稿は、返却・修正を求める。

5.3. 受理された原稿は、編集委員会が訂正を要求した箇所以外に、編集委員会の承諾なしに変更を加えてはならない。

5.4. 審査過程で返却された原稿が、特別な事情がなく学会発送日より2ヶ月以上返送されないときは、投稿を取り下げたものとして処理する。

６．論文等の掲載および別刷り

6.1. 論文等は審査が終了した順に掲載するものとする。

6.2. 掲載が決定した場合には、投稿者は次の掲載料を支払うものとする。

　刷り上りページ数（二ヶ国語合計）

　10ページ以内 10,000円　学生会員5,000円

　11～15ページ 15,000円　学生会員7,500円

　16～20ページ 20,000円　学生会員10,000円

　21ページ目以降　1ページにつき5,000円加算

6.3. 別刷りは30部より10部単位で100部までとする。別刷り料金は、30部までを掲載料に含めるが、これを超える部数は実費を著者負担とする。

6.4. カラー印刷を希望する場合、実費は著者負担とする。

７．著者校正

著者校正は原則として1回行う。なおこの際、印刷上の誤り以外の字句の修正、あるいは原稿になかった字句の挿入は認めない。

８．学会誌発効後の正誤訂正

8.1. 印刷上の誤りについて著者の申し出のあった場合には、正誤訂正を次号に掲載する。

8.2. 印刷上の誤り以外の訂正・追加などは原則として取り扱わない。ただし著者の申し出があり、編集委員会がそれを認めた場合に限り、これを掲載する。

付則：本規程は2022年3月19日以降の掲載原稿から適用する。

別記：海外正会員・海外学生会員に対しては、次のような取り扱いとする。

1）韓国・台湾の会員の場合

　　自国の編集委員の審査を経たものに限る。
　　なお、ハングル、中国語については、投稿者が組版を作成して提出する。その他については国内会員に準ずる。

　 2）韓国・台湾以外の会員の場合

　　原則として国内会員と同じ取り扱いとする。